2012秋の供養祭その1
楽しみにしている和尚のブログに、法話する和尚の心得として、
「明日の説教は、あるがままの状況下で全力を尽くすだけだ」
とありました。
全くその通りです。
話しも歌も、実力以上のものは本番では発揮できません。
日々の鍛錬こそプロの証です。
秋のお彼岸も終わり、秋の供養祭のシーズンです。
毎回行くお寺や霊園さんは、毎回参加の方がほぼ半分になりますから、
定番の話しを続けるわけにもいかず、
この時期は話しを構成するのに、相当な時間を有します。
若い頃に編集の仕事をしていたせいか?
話しの内容を、いったん口語体で構成しないと不安で、
とても人前で話しなど出来ません。
そのため、パソコンで全てを原稿化して、
それを差し替え、入れ替えして、ひとつの話しが出来上がります。
マネージメントだけで見れば、割の合わない作業です(笑)
しかしそれが好きな人間のとっては、
自分が評価されることで生き甲斐を見出しているのでしょう。
しかし・・・
この繰り返しが、あるがままの状況を底上げしていくのです。
それはスポーツも芸術にも言えることで、
すくなくとも儀礼化した今の葬儀や法事では、
味わえない自己存在の再確認であるとも言えます。
さて!
今週末の土曜日は東京都世田谷の常福寺
http://www.joufukuji.com/
日曜日は同じく世田谷の感応寺
http://www.kannouji.com/
そして来週は大好きな横浜です。