ペットのお墓 ワンハート・ストーン


職業に貴賤の別無し

2007/06/01
法然上人は、念仏を申す者には、男女貴賎上下の別は無く、高弟の唱える念仏も元盗賊が唱える念仏も同じであると言われた。
寺にはいろんな職業の人が出入りする。石屋さんに仏具屋さん。衣屋さんに仕出屋さん。花屋さんに葬儀屋さんと。大抵の場合、売る側が低姿勢になるのは世の倣いにしても、『買う側』『売る側』の売買関係こそあれ上下の差は無い。まして能力の差など無い。
しかし世の中には、この『売る側』『買う側』の売買関係を、上下関係と思い込み、あげくの果てには物事のイロハを然も能力ありげに語る大馬鹿者が時折居ることに虚脱感を覚えてならない。
明治維新の原動力となった長州藩。長州を倒幕の急先鋒へと導いたのは高杉晋作
であるが、彼が功山寺で挙兵した時従ったのは僅かに80人ほどであり、その大半は伊藤博文が連れてきた力士で、肝心の騎兵隊が加わるには、後のことである。
高杉が最も重用視したのは、身分ではなく個々の能力で、それは職業には関係ない。現に職業軍人であるハズの保守派は破れ、長州藩は倒幕へと一気に流れていった。

ある種の既得権やしがらみが、何時までも自分に安住の地を与え、周りの人間は自分を崇めていると思っているスキに、破壊者がすぐ側まで忍び寄っていないか?その時周りはどう動くか?
歴史にその答えはある。
 

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