罪滅ぼし
2012/08/29
昨夜の11時過ぎに東京から帰宅。
今朝6時には、京都府福知山市大江町へ、
高速を乗り継いで2時間の距離。
母方の先祖のお墓の移転工事である。
山の上にある墓石から砂利から全て撤去して
現状復帰しなければならず、もちろん石材業者さんが
してくれるのだが、私もお手伝い。
母は一人娘だったとはいえ、その孫は誰も家名を継がなかった事。
代々のお墓も遠方では見れないという理由で、
見知らぬ土地へ引っ越し頂く事。
その他もろもろの思いへの罪滅ぼしか・・・
もっと言うと、汗だくになって手伝うことで、
自分自身が、そのことへの負い目から楽になるかあらであろう。
もちろん素人の私が、墓石を担いで下ろすなど出来るわけもなく、
専ら上の画像のように、敷地内の砂利をスコップで袋に入れて
この急な坂道を担ついで降りるわけだが、
元からの虚弱体質と運動不足を、先祖への懺悔の思いが上回ったか?
予定の時間まで手伝うことが出来た。
本当は最後までやり遂げるのが本意だが、
普段は全くないお葬儀が出来て、枕念仏とお通夜に京都へ。
枕念仏が終わって、寺に戻った頃に業者さんから工事終了の画像がメールで。
ここには8基の墓石があったのが、更地になっているのを見ると今更迷うが、
しかし迷い、迷いして出した結論だからと納得させて、
お彼岸までには、綺麗にお祭りすると、ただ手を合わせた。
南無・・・・。