純情
昨日、20年来の友人(先輩ですが)に、
『純情』と言われた。?
産まれてこのかた『純情』等と言われたことは記憶に無い。
まして40を過ぎて言われて、喜んでいいものやら・・・。
【純情】
(純真で邪心のない心。また、その心をもっているさま)
(素朴・素撲・無邪気)
やはり40過ぎのオッサンに言う褒め言葉ではない。
ただこの友人は、大げさに言えば【生死を共にした】
くらいの付合いであるからして、私の優れている点、駄目な点、
翌々心得ているハズである。
そんな彼が言う言葉だけに、
今日一日、その意図に思考が振り回された。
世間一般に見て、恵まれているほうだと思う。
まず物欲で苦しむことが余り無い。
洋服、バック、時計、車、住む家。
もっと言えば社会的地位とかに興味が無い。
つまり金銭欲や出世欲に乏しい。
人に恵まれた。
数え切れない程の人に支えられ、助けられてきた。
生涯をかけても返せない程の恩がある。
何も恩返しが出来ないからこそ、
『目をかけてやって良かった』と思ってもらいたい。
私の活動動機の一番の要因である。
運も良かった。
まず五体満足に産んでくれた。
劣る点は多々あるが及第点ではある。
少々の無理は利くし、山登りも出来る。
その点だけでも親に感謝である。
好奇心旺盛であるが小心者である。
子供の頃から好きなことには没頭する。
趣味がこうじて仕事になる。
だけど本来が小心者だから博打はしない。
だから致命的な失敗はしない。
人が良い。
育ち?が良いせいか人が良い。
NOと言いたくても言えない。
だから損もするが得もする。
怒るが、恨んだり責めたりしない。
簡単には諦めない。
目標が定まると簡単には諦めない。
何年でも待つ。20年でも待つ。
針のむしろに坐ることが出来る。
人に責められても切れたり、
逃げたりしない。
嵐が去るのを待つ。
等々つらつら書き出してみると
やっぱり純情かもしれない(笑)
早く世間で言う【大人】にならないと
いけないね!
でもなれないけど(^o^)/