小沢一郎という人

実はこっそり小沢総理誕生を期待していたのですが
残念な結果に終わってしまいました。
この小沢一郎という人に最初に興味を抱いたのは、
1993年の自民党離党、そして非自民連日政権成立の時からです。
当時、政治など興味もなければ、意味も解っていない自分でも
『何故この人は、こんなことをしたのだろう?』と不思議に思ったものです。
小沢一郎という人は、彼の田中角栄に見いだされ、その腹心であった金丸信から
絶大な信頼を得、47歳で幹事長になった程の人である。つまりジッと待っていれば
総理大臣になれたのに、何で態々自民党から出ていっちゃったのか?
あれから17年、同じ時代を生きた政治家の皆さんは、
亡くなったり、引退されたり、表舞台から消えたりと、
いろいろですが、この人だけは、常に第一線で頑張っています。
なのに何故か総理にならない・・・なれない・・・不思議です。
私見を言えば、国が貧窮している時は、少々乱暴者でも、
強いリ-ダーシップが必要であることは歴史が証明している。
加えて言えば、日本には市民革命のような歴史は無い。
明治維新を指して革命という素人もいるが、あれば欧州のそれとは
全く違う異質なものであって、故に『維新』と言う。
つまり菅さんのような市民運動から国政に関わった人の思想が
今の日本を蘇らせるとは思えないのである。
それに何をしてクリーンなのか?
メディアが視聴率宜しくと面白可笑しくはやし立てる報道を見て
小沢=悪者
と決めつけて、
我々の子供や子孫の将来を素人集団に預けるほうが怖い。
いっそ家族もろとも連れて、韓国か中国に逃げるか(笑)