家族葬
この7日に祖母(母方)が亡くなりました。93歳の往生でした。
祖母はあまり信仰熱心な方では無かったですが、
祖母が亡くなる数時間前に、
東京・芝の浄土宗大本山増上寺御法主台下・成田有恒大僧正が亡くなられました。
(直木賞作家で、元浄土宗宗務総長/ペンネーム、寺内大吉)
協力寺院支援室・成田敦教(感応寺住職/)の祖父に当たる方であります。
成田御前が、お浄土行きの船に乗せてくださるだろうと思っています。
祖母は数年前から認知症が進み、
最後は一人娘である母のことすら分からなくなっていました。
葬儀はどうするか?
亡くなる前から、孫でいろいろ相談した結果。
1)生前、人が家にくるのを嫌がった人だった。
2)家でするのは母の負担が大きい。
3)孫やひ孫はどこに泊まるのか?
など、の条件から近くの家族葬儀ができる葬儀社さんに依頼しました。
最近【家族葬儀】という看板を良く目にしますし、
実際僧侶として葬儀をしたケースもありますが、
遺族としての立場は始めてのことでした。
良心的な価格設定と、きめ細かい人的サービスに頭の下がる想いでした。
死の直前まで付き添う家族の肉体的・精神的負担を考えれば、
こういった民間の葬儀屋さんの存在は大変助かります。
坊さんの中には、葬儀屋さんに対して否定的な事を言われる方も多いです。
『葬儀屋が仕切っている』
『儲けている・・・』
あげくの果てに
『坊さん舐めとる・・・』
でも遺族の立場に立てば、そうだとしても大変有り難かったです。
今回、お世話いただいた株式会社ルミーナさん
(http://www.sousin.info/index.htm)
本当に有難うございました。
お陰さまで翌日から正常業務に復帰できました。