実家のチビ
2012/07/31
暑さ厳しい今月の26日。
実家の寺が飼っていたチビが亡くなりました。
懇意な檀家に生まれた五匹のうち一匹を
父(実家の寺の住職)が引き取り育てました。
一緒に暮らしたことは無いのですが、
我が家のハチ(一昨年没)の、幼友達のような存在でしょうか?
亡くなる二日前に実家に立ち寄ったのが最後のお別れとなりました。
丁度出張先に家から電話が入りましたが、帰ることが出来ないので、
寺の老僧(オヤジです)の扱いに慣れておられるであろう、
枚方動物霊園の中沢社長に電話して、無理をお願いしました。
翌日、枚方さんへお骨を引き取りにいき、
小さな骨壺に入ったチビに逢い、車に乗せて寺に連れて帰りました。
父は動物供養に理解のない世代の和尚ですが、
老いがそうさせたのか?
息子の仕事がそうさせたのか?
お骨になって帰ってきたチビを笑顔で迎えいれていた変化に驚きです。
ひょっとすると生後、そのまま保険所で始末されていたかもしれない命が、
お寺の子として17年頑張りました。
何より、父親に変化をもたらした大きな仕事をやってのけてくれました。
今頃は、虹の橋のたもとでハチと逢っていることでしょう。
今度はあまりハチに遠慮しないようにするんだよ。