子供
2012/03/05
2010年、幼い姉弟が放置され餓死した事件。
その裁判のニュースがテレビに流れていた。
若い夫婦が離婚する場合、
大半のケース母親が子供を引き取る。
経済的にも精神的にも大変な苦労だ。
そして将来の再婚とか就職とかの選択枝は
極めて狭き門となる。
そして私の知る限り、
別れた父親は何もなかったかのように
新しい人生を手に入れる。
別れた妻や子供に充分な手当てをしている男性は
私のしる限り殆どいない。
父親に捨てられ、母親に見捨てられた
当時1歳の子供と3歳の子供は、
食べものが無くて餓死した。
想像して欲しい・・・地獄絵図を。
この母親を擁護するつもりはないが、
父親の責任はどうなのか?
母親の性格や性質を知りながら、
子を捨てた父親は誰にも非難されず
裁かれず、のうのうと生きている。
子供にとって親は絶対的な存在である。
小さな家でも、子供部屋が無くても
ゲームが無くても、おもちゃが無くても
親さえいてくれれば、それが一番嬉しい。
親さえいてくれれば,子は幸せなんだ。
若い頃はよく
『子供を捨てるような奴は必ず裏切る』
そういって憚らなかった。
今の立場で、そんなことを言えば
また怒られそうであるが、
こんな事件を見るたびに、
叫びたくなる。
『子供は国の宝なんだよ!』