再会 その2
このところ大学時代のサークル仲間の間で、メーリングリストが大流行!
20数年ぶりに再会がどこまで続くか(笑)でも今は一日の楽しみでもあります。
以下はそこへ書き込んだ、私の想いです・・・。
坊主という職業に関わる以上、多くの方の死に直面してきました。
多くの方は、70、80と大樹が枯れるが如く、その生涯を終えられますが、
中には、若くして、志半ばで逝かれる方もおられます。
その度に諸行無常を感じてきました。
この世の時間は決して約束されたものではありません。
故に生きてる今以上に大切なものは無い!・・・・とまあ、ここまでは
普通の坊さんの理屈でありますが、一歩踏み込んで、素直の心のうちをさらけ出すと、
事は簡単ではありません。
なぜなら、普通に考えれば、より良き人生とは欲求の追求であり、心身の満足以外の
何物でもないのです。しかし現実と理想(欲求の追求)との間に起る溝こそが煩悩(欲しい
ものが手に入らない苦しみ)そのもであります。では我慢だけの人生が幸せかと言えば、
そんなことはありません・・・・では、どうすればいいのか?
私は自分の後半生を、こんなふうに考えています。
やりたいことをしよう!その結果誰かを傷つけることもあるだろうし、誰を裏切ることも
あるだろう。僕が儲ければ、誰かが損をすることもあるだろう。
でも心の赴くままに生きよう。
だけど仮に誰かを傷つけたら、その分慈しみの心を持とう
誰を裏切れば、その分許す心を持とう
儲ければ、その分分け与えよう
最後は『ゼロ』で終わればいい。
そのためには、目の前の『今』を全速力で駆けぬけるしかないのだよ。
と・・・言い聞かせています。
皆さん、振り返ればいろいろあって当たり前!
バツ1、バツ2、不倫に駆け落ち人生いろいろ。
自己破産に倒産、リストラ人生いろいろ。
嫉妬に妬み、自己嫌悪になる時もあるさ。
でもね?
明日の命の保証なんてないのよ。
だから『今』しかないの。
(^_-)-☆