お盆
2013/08/04
お盆・・・と言っても、地域や宗派、また行事に内容様々で
ひとくくりで説明するには甚だ無理があります。
そもそも現在我々が行っているお盆行事のそれらは、
仏教より古来からの先祖崇拝に近いものがあります。
まあ難しい話をともかく・・・
日中は唸るような暑さとセミの声、
夜半はカエルの声と蚊取線香の匂い、
空には大きな大きな入道雲が・・・
そうなうとお盆です。
亡くなった親、兄弟、子供が年に一度帰ってくるのがお盆。
盆祭りが所々で始まり、浴衣姿の子供達が屋台に群がればお盆。
そして8月16日の五山の送り火と、
24日の地蔵盆が終わる頃に、お盆も終わるのです。
まあ、それでいいのでしょう。
お盆本来の意味云々などという事の理解より、
親兄弟を偲び、手を合わせ、お墓に参るほうが
遥かに意味があります。