ある和尚のブログ

ある和尚のブログに書いてあった一説です。
『金を追っかけて夢を実現することは……実は殆ど不可能なことである。
夢を追っかけて、結果その時に必要なお金を得ると云うことは、
可能なことであり意味のある生き方に違いない。
それは私の後半生の信条であり、子供に話してきたことでもある』
グっと胸に突き刺さる言葉じゃないでしょうか?
私はまだ40半ばの小僧でしかありませんが、それでも理解できる言葉であります。
例えば巨額詐欺事件のように、一時の快楽と、その後の人生を取引するような
生き方を別にすれば、ただ単にお金を追いかけて、お金を掴んだという人に逢った
ことがありません。
しかし、好きな事が、そのまま職業になった人は沢山います。
画像は柴犬を粘土で作っています。石で彫る前の基本となる型です。
これを作っている職人さんと、久々に逢って話し込んでいた時の言葉、
『子供の頃からプラモデルや粘土遊びが好きで、長じてこうなった』
先の和尚の言葉に通じるものがあります。
私は悲しいかな、坊さんに憧れてなったわけではありません。
大きな志をもって、ワンハート・コミュニケーションを作ったわけでもありません。
ただ、その過程において立場が私を少し成長させてくれているように思うのです。
そして成長の過程で、
お金を追いかける生き方の無意味なことだけは解ったように思います。